こんにちはタケシです。
目次
iPhoneのバッテリー残量がまだあるのに落ちる場合の原因
1、バッテリーの最大容量と最小容量と電圧の値がずれている
iPhoneは以下のような
リチウムポリマーバッテリーが使われています。
リチウムポリマーは充電や放電の管理をしっかりしないと
劣化や膨張などが発生する、デリケートなバッテリーなので
バッテリー側に管理用の充放電コントローラーICが入っています。
このチップがバッテリーの劣化による最大容量と
電圧の関係を新品時から補正しています。
例えば
新品時最大容量が1800mAhで最大電圧が4.2V
1年使用して最大容量が1700mAhで最大電圧が3.9V
と容量が劣化してきた場合
この誤差を計算してくれるのがICですが
最大値と最小値に誤差が発生します。
これによってIC上はまだ充電容量があるにもかかわらず
電圧が低すぎてiPhoneが落ちる場合があります。
2、バッテリーの劣化による急な電圧降下
バッテリーが劣化して寿命が迫ってくると
ある一定の電圧に下がるとそこから
急に電圧が下がります。
この急降下でiPhoneが落ちるという事になります。
バッテリーの最大容量と最小容量と電圧の値の修正
1、iPhoneを電源が落ちるまで使いきります。
2、100%に充電します。
3、またiPhoneを電源が落ちるまで使いきります。
4、100%に充電します。
以上を行います。
これでICに0%と100%の電圧が記録されます。
これでも症状が再発する場合
バッテリーの寿命と判断できますので
バッテリーを交換しましょう。